2025.12.04
2025.12.04
11月7日(金)に、「医療・薬学業界研究会」を開催しました。企業・病院・薬局・公務員の担当者(以降「説明者」)が、立命館大学薬学部生・薬学研究科生のためだけに23社・機関もの皆様にお集まりいただきました。各社にそれぞれブースを設置いただいてショートな講演を行っていただき、学生は自身のキャリアを考えるために、働き方ややりがい等を積極的に学びました。本イベントは低回生も参加できる体制をとったこともあり、薬学部・薬学研究科生は延べ452名が参加することとなりました。学生や説明者の代表的な声や当日の様子は以下のとおりです。
○参加者の声
【学生の声】(一部抜粋、簡略化)
・自分が考えていた職種とは異なる職種の話を聞いて、視野が広がった。
・病院の特徴や薬局の業務について詳しく知ることができたこと。また、自分のなりたい職業がより明確になった。
・公務員業務とは何かをよく知ることができた
・製薬企業やCROなど様々な業界の会社が参加してくださったので、各会社の特徴を比較しながら理解を深めることができ非常に有意義であった。
・今まで興味が無かった分野についても立ち寄ってみたところ、思ってもいなかった方向で興味深い企業を見つけることができたところ。
・さまざまな企業や病院が一堂に会していたので、短時間で多職種のことについて知ることができ、自分の知見を広げる良い機会となった。また、本学の卒業生の方も来られていて、親近感が湧くとともに、学校生活についても聞くことができて良かった。
【説明者】(一部抜粋、簡略化)
・早い段階から就職活動の意識が高い学生さんが多く、熱意が感じられ、学生さん同士の意識向上にも繋がる良い機会だと感じた。学生さんから積極的に質問をいただいたので、何を知りたくて研究会に参加しているかが、説明者側も明確であったため、双方にとって良い機会だったと感じた。
・貴学の学生さんの熱心さが参加者数や聴講している姿からも感じられた。様々な薬学部の学内セミナーに参加をさせていただいたが、これほどの規模感は初めて。多くの学生さんとお話する機会がいただけたので、勉強になった。
・私たちとしては社名をアピールできた点が良かったが、本研究会は特に学生さんにとって良い機会だったのではないかと感じた。自分が学生時代「こういうのがあればもっと良かったのにな」というものが再現されていたし、特にOB、OGからの話は学生さんにとってより興味深いものだったと思う。また、強制参加ではないにも関わらず空きコマの時間を潰してまで本研究会に参加しようと思い足を運んで、自ら話を聞きに行くという姿勢は素晴らしく、立命館大学の学生は勉強面が優秀なのはもちろん、特徴的な個性を持っている学生さんが多いと思うので、その部分を武器にして就職活動を頑張ってほしい。
○当日の様子
当日の様子(午前)
熱心に話を聞く学生
立ち見でも積極的に参加する学生
当日の様子(午後)満席
○説明者一覧(業界別、名称順)
【企業】
大塚製薬株式会社
興和株式会社
佐藤製薬株式会社
塩野義製薬株式会社
全薬ホールディングス株式会社
東洋製薬化成株式会社
日本イーライリリー株式会社
日本新薬株式会社
エイツーヘルスケア株式会社
シミック株式会社
パレクセルインターナショナル株式会社
株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング
【公務員】
京都府
滋賀県
【病院】
近江八幡市立総合医療センター
淡海医療センター、淡海ふれあい病院
関西医科大学附属病院
京都大学医学部附属病院
京都第二赤十字病院
滋賀県立総合病院
武田病院グループ
【薬局】
木の和ホールディングス株式会社
マリーングループホールディングス
○総括
学生、説明者ともに、満足度は4.5(5段階)を超えており、本学の薬学生のキャリアを見つめなおす重要な機会を提供できたと考えています。引き続き、学生のニーズを吸い上げながら、学生が視野を広げて将来を描く機会を提供するようなキャリア教育を行ってまいります。
2025.11.14
2025.11.14
2025年10月4日に同志社女子大学で開催された「第75回日本薬学会関西支部総会・大会」において、本学の薬学部および薬学研究科の学生5人が、以下の通り受賞しました。
【優秀口頭発表賞】
受賞者:医療薬学2研究室 中島 礼望(薬学科6回生)
演 題:全身性エリテマトーデス患者におけるヒドロキシクロロキンの脂質パラメータへ及ぼす影響
演 者:中島礼望、若井恵里、上島 智、尾上雅英、井村嘉孝、角本幹夫
受賞者:病態薬理学研究室 大塚 勇輝(博士課程3回生)
演 題:回腸炎誘起マウスにおける亜鉛トランスポーターの役割の検討
演 者:大塚勇輝、岩田和実、天ヶ瀬紀久子
【優秀ポスター賞】
受賞者:精密合成化学研究室 小渕 颯大(創薬科学科4回生)
演 題:ヨード(Ⅲ)環化を鍵としたクロモン骨格新規構築法の開発
演 者:小渕颯大、山田航平、好本胡春、菊嶌孝太郎、北泰行、土肥寿文
受賞者:精密合成化学研究室 山本 颯志(薬学科4回生)
演 題:ヨードアレーン含有MOF 触媒を用いた酸化的アミノ化反応
演 者:山本颯志、宮本直樹、佐々祐隆、土肥寿文
受賞者:神経発生システム研究室 橋尾 阿姫(修士課程2回生)
演 題:網膜構造異常を伴うAfadin 欠損マウスの視覚応答解析
演 者:橋尾阿姫、上野明希子、作田木南、江守祐稀、平塚真央、小池千恵子
2025.11.6
2025.11.6
薬学研究科薬学専攻・博士後期課程の堀江翔さん(神経発生システム)、小池千恵子教授、総合科学技術研究機構の立花政夫教授、情報理工学部の北野勝則教授らの研究グループの研究成果が、2025年10月16日(日本時間)に、米科学雑誌「Journal of General Physiology」にオンライン掲載されました。また11月号紙面と巻頭のResearch Newsで紹介される予定です。
詳細は、立命館大学広報課HPのプレスリリースをご覧ください。
R-GIRO News&Topics
https://www.ritsumei.ac.jp/rgiro/news/article/?id=262
また、雑誌公式Xページでも紹介されています。
https://x.com/jgenphysiol/status/1978879874522583174?s=46&t=jvg5MQk8CKwRI8-RgpzOOQ
https://x.com/jgenphysiol/status/1981041361110397345?s=46&t=jvg5MQk8CKwRI8-RgpzOOQ
https://x.com/jgenphysiol/status/1985361442766225578?s=46&t=jvg5MQk8CKwRI8-RgpzOOQ
2025.11.6
2025.11.6
2025年10月11〜12日に開催された第25回天然薬物の開発と応用シンポジウム(仙台市)において、以下の通り受賞しました。
一般講演優秀発表賞
受賞者:生命薬化学研究室 三原夕里奈(薬学研究科薬学専攻D3)
演題:Arenastatin Aの立体配座に注目した構造活性相関研究
演者:三原夕里奈、坪田夏帆、柹花颯紀、古徳直之(立命館大薬)
第25回天然薬物の開発と応用シンポジウム:https://tennen2025.wixsite.com/sendai
生命薬化学研究室:https://www.ritsumei.ac.jp/pharmacy/chemicalbiology/index.html
2025.10.17
2025.10.17
2025年8月29日(土)~30日(日)にかけ、明治薬科大学にて「第24回次世代を担う若手のためのファーマ・バイオフォーラム2025」が開催され、本学薬学研究科薬科学専攻の渡邉美樹也(神経発生システム・D4)さんが優秀発表賞に選出されました。
本フォーラムは2002年の第1回開催以来、「若手の発表と対話の場」として受け継がれてきており、学部生・大学院生・若手研究者は10分間の口頭発表に続く10分間の質疑応答を受け、最優秀発表賞と優秀発表賞が決定されます。
フォーラム公式サイト:
第24回 次世代を担う若手のためのファーマ・バイオフォーラム2025